家を建てる時、トイレの間取りは後まわしにされがちです。
しかし、快適な住まいづくりのためにはトイレの間取りもしっかり検討することが重要です。
住み始めて失敗した!と思わない為に、
ここでは、快適なトイレの間取りを考える際に、3つの例からのポイントや注意点を説明します。
寝室からトイレまでの距離が遠くて
夜中にトイレに行くのが大変だわ
リビングに面した位置にトイレを配置したら、
においや音が気になる・・・
玄関からトイレが丸見え。
お客様が来た時入りにくいわ。
最近よく階段の下にトイレがあるのを目にするけど、
あれはどうなのかしら?
家族が集まるLDK付近にトイレがあるのは、料理の最中、テレビを見ている最中など、
すぐ行けて便利ですよね。
しかしトイレは臭いや音が発生するため、その音などが聞こえるようでは、
使用する側も他の家族も気持ちの良いものではありません。
トイレをリビング近くに配置する際は、扉を開けるとトイレの中が丸見えにならないように配置したり、
音やにおいが漏れないようにする工夫が必要です。
玄関付近にトイレを配置することは、外出前、帰宅直後にトイレを使用しやすくとても使い勝手が良いです。
プライベート感が少ないためお客様も行きやすい、という利点もあります。
しかし反対に、玄関の正面などに配すると、来客時はトイレを使用しにくくなります。
玄関正面から位置をずらすとか、入る向きを変えるなど、玄関の真正面にトイレが来ないよう、工夫が必要です。
2階建ての場合、2階にもトイレがあると、来客時には使い分けができるので便利ですよね。
最後に、玄関下にトイレを配置するのはどうでしょう?
階段下はデッドスペースになりがちなので、空間を有効活用できます。
その分を他のスペースにも回せますし、階段は生活動線上にあるため、使いやすい配置となるでしょう。
しかし天井高が低くなるため、トイレの向きや扉の向きには注意は必要です。
背の高い方などは圧迫感を感じるかもしれません。
以上3パターンで見ていきましたが、それぞれにメリットデメリットがあります。
参考にしながら、快適に過ごせるトイレの間取りを考えて頂けたらと思います。