こんにちは!
らくらくハウスです🐪
前回は玄関スロープのメリット、デメリットについて
お話いたしましたが、
今回は設置する場合の注意点などについて考えていきましょう。
1.勾配
スロープを付ける時のポイントとして
最も重視しなければならないのは、傾斜の角度です。
傾斜がキツイと、車いすで登ることは難しくなり、
降りるにもスピードが出るので危険です。
「建築基準法」で定められた勾配は、1/8をこえないこと となっています。
勾配が1/8とは、1m上がるのに、水平方向に8m進まなければならない、ということです。
これは、最低限の角度です。
子供さんや、まだ自力で歩くことができる方ではこの角度でも大丈夫かもしれませんが、
車椅子で自力で上ることは難しいです。
バリアフリー基準法で定められた勾配は、
屋内は1/12、屋外は1/15とされており、
敷地が狭いことが理由で、長いスロープを設けられない時は
スロープを折り返して設計したり、手すりの設置が定められています。
建築基準法とバリアフリー基準法では定められた基準が異なるので、注意が必要ですね。
では、自宅ではどのくらいのスロープが必要となるでしょうか。
バリアフリー法の1/15で計算した場合
GLと言われる住宅が接する外の地面の高さから、
最低でも45cmは床の高さを上げないいけません。
一般的に50cm前後と考えれば、上記の図のように、7.5mは必要と
いうことになりますね。
折り返すにしても、かなりのスペースが必要となってくるので、
目的を考え、しっかり計画した方が良いでしょう。
2.幅
スロープ設置の際は幅も重要なポイントです。
幅が十分でなければ、車椅子の車輪がはみ出て脱輪する可能性もありますし、
折り返しのあるスロープですと、車いすが回転できるかも考慮しなければいけません。
車いすの使用を想定した場合、自宅のスロープであれば100cm程度あれば安全とされています。
しかし、手すりを設置した際に通れる幅が狭くなることも、
念頭に置いておいた方が良いでしょう。
3.素材
法令でも定められていますが、
表面は、粗面とし、又はすべりにくい材料で仕上げること。
となっています。
室内と違って、濡れたタイヤや靴で上り下りすることもあるので、
水はけが良く、斜面が見やすい色合いのものがいいですね。
いかがでしたか?
自宅にスロープがあれば、安心とは思いますが、
色々制約も出てくるもの。
敷地にゆとりがなければ尚更です。
何を優先させるのか、
設置の際には、家族や、業者様としっかりお打合せしてくださいね。
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