図面に書かれた寸法を元に家具を購入したはずなのに

このような失敗ケースがあります。

どうすれば未然に防げたのでしょうか？

みなさんがもらう図面には、910ｍｍ、1820ｍｍなどの

寸法が書かれているかと思います。

図面に書かれている寸法は、

柱の中心からもう一方の柱の中心までの距離です。

では、図面に書かれている寸法と

実際の寸法はどうのように違うのでしょうか？

図面に書かれた寸法から

壁の厚みの長さを差し引いた寸法が

実際の寸法になります。

内法寸法（壁の内側から内側までの距離）

を計算するには、

芯芯寸法（柱の中心から中心までの距離）

から壁厚を引くと出てきます。

図面寸法が910ｍｍ

柱サイズが105ｍｍ

ボードの厚みが12.5ｍｍ

計算してみると、

910-（52.5+12.5）×2＝780

内寸寸法は780ｍｍとなります。

図面の寸法と有効寸法は

130ｍｍも小さくなっています。

新しく家具を購入される場合は

図面の寸法だけを見てはいけません。

有効寸法が気になる部分がある場合は

担当者の方にぜひ聞いてみてください。

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